• 水稲除草剤
  • 新発売

ピラクロン®300FG

3kg

関連資料

基本情報

種類名 ピラクロニル粒剤
有効成分 ピラクロニル 6.0%
RACコード
(作用機構分類)
除草剤分類 14
登録番号 第24645号
毒性 普通物*
有効年限 5年
包装 3kg×1
WCSマニュアル
掲載状況
掲載あり

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • ノビエだけでなく、広葉、カヤツリグサ科など幅広い雑草に高い効果を示します。
  • SU抵抗性雑草に対しても同様に幅広い効果を示します。
  • 効果の発現が非常に速い特性があります。
  • 温度による効果の変動が少ない薬剤です。
  • FG剤は軽量かつ水面を自己拡散する新しい製剤です。
  • 適切な水管理ができる圃場であれば、圃場の大小に関わらず畦畔から散布可能で、散布労力と時間の軽減に貢献します。
  • 無人航空機(ドローン等)でも散布可能です。1キロ粒剤よりも軽く、短時間に散布が終了するためバッテリー消費を節約できます。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 ピラクロニルを含む農薬の総使用回数
移植水稲 一年生雑草 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内
移植水稲 マツバイ 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内
移植水稲 ホタルイ 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内
移植水稲 ウリカワ 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内
移植水稲 ヒルムシロ 植代後~移植7日前又は移植直後~ノビエ1.5葉期 ただし、移植後30日まで 300g/10a 1回 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 2回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに時期を失しないように使用してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に使用するように注意してください。ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワは発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期です。
  • 散布に当っては、水の出入りを止め5~6cmの湛水状態に保ってください。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 藻や浮き草が多発している水田では、拡散が不十分となり部分的な薬害や効果不足を生じることがあるので使用をさけてください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平作業および植え付けはていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 除草効果が低下するおそれがあるので、著しい降雨が予想される場合には使用を控えてください。
  • 本剤を無人航空機で散布する場合は「製品情報と注意事項」の見方、「空中散布、無人航空機(無人ヘリコプター等)散布・滴下に関する注意」をご参照ください。
  • 空袋等は圃場などに放置せず、適切に処理してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

薬害

  • 軟弱な苗を移植した水田、極端な浅植えをした水田、極端な深水となった水田および砂質土で漏水の大きな水田(減水深2cm/日以上)では、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • いぐさ栽培予定の水田では使用しないでください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。

水産動植物への注意

  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 散布後は水管理に注意してください。
  • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
  • 散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

貯蔵上の注意

  • 密封し、直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって