• 殺虫剤

協友機械油乳剤95

18ℓ

関連資料

基本情報

種類名 マシン油乳剤
有効成分 マシン油 95.0%
登録番号 第23523号
毒性 普通物*
有効年限 5年
危険物表示 4-4石
包装 18ℓ

特長

  • 油と乳化剤を厳選したマシン油でカイガラムシ、ダニ類をはじめ越冬害虫防除に有効です。
  • 他剤に抵抗性をもつ果樹ハダニ類にも優れた防除効果があります。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 マシン油を含む農薬の総使用回数

かんきつ

ヤノネカイガラムシ、その他のカイガラムシ 30~45倍 冬期 散布
かんきつ サビダニ 30~45倍 冬期 散布
かんきつ ハダニ類の越冬卵 30~45倍 冬期 散布
かんきつ ヤノネカイガラムシ、その他のカイガラムシ 100~200倍 夏期 散布
かんきつ サビダニ 100~200倍 夏期 散布
かんきつ ハダニ類 100~200倍 夏期 散布
落葉果樹(なし、りんご、かき、もも) カイガラムシ 16~24倍 散布
落葉果樹(なし、りんご、かき、もも) サビダニ 16~24倍 散布
落葉果樹(なし、りんご、かき、もも) ハダニ類及びその越冬卵 16~24倍 散布
落葉果樹(ぶどうを除く) カイガラムシ類 12~14倍 散布
カイガラムシ類 12~14倍 散布
りんご(北部日本 芽生前に散布の場合) カイガラムシ類 30~45倍 散布
もも アブラムシ類 25倍 発芽前 散布

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 調製した薬液は速やかに散布してください。
  • 散布直後の降雨は、本剤の効果が低下するので、特に冬期散布においては、好天の続くときに使用してください。
  • かんきつに使用する場合、散布後、葉(特に旧葉)に油浸斑を生じることがありますが、日数の経過に従って消失し、落葉を助長することはありません。ただし、樹勢が弱っている場合には散布しないでください。なお、3月に本剤を使用する時は、なるべく早めに散布し、この場合石灰硫黄合剤の散布はさけてください。
  • うめに使用する場合には落葉期での散布はさけてください。
  • もものアブラムシ類を対象に散布する場合、モモアカアブラムシなどの休眠卵で樹上越冬するアブラムシ類を対象に発芽前に使用してください。

混用・薬害

  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液などのアルカリ性薬剤やジチアノン剤、TPN剤などの水和剤および銅剤との混用はさけてください。
  • 高温時の散布では薬害を生じやすいので、散布は日中をさけ朝夕の涼しい時に所定濃度範囲の低濃度で行ってください。
  • かんきつに使用する場合、ジチアノン剤との近接散布は果実に薬害を生じる危険があるのでさけてください。また、ジメトエート剤との混用はヤノネカイガラムシ第1世代防除時期には、樹勢により落葉を助長することがあるのでさけてください。
  • 桑に使用する場合には、発芽後に散布すると薬害を生じるので、冬期または夏切直後に使用してください。
  • 落葉果樹に使用する場合は、芽が動きだしてから散布すると薬害を生じるおそれがあるので、発芽前に散布してください。樹勢が弱っている場合は薬害を生じるおそれがあるので散布しないでください。

水産動植物への注意

  • 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 危険物第四類第四石油類に属するので火気には十分注意してください。

貯蔵上の注意

  • 密栓し、火気をさけ、直射日光のあたらない低温な場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって