- IPM関連剤
チャバラ®
関連資料
基本情報
種類名 | チャバラアブラコバチ剤 |
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有効成分 | チャバラアブラコバチ成虫 100頭/10㎖ |
登録番号 | 第22547号 (住化テクノサービス登録) |
包装 | 200頭/20㎖ |
特長
- アブラムシ類、特にヒゲナガアブラムシ類(チューリップヒゲナガアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシ)に有効な天敵昆虫製剤です。
- 蓋を開けて中身を振り落とすか、ボトルを枝に吊るすだけで、簡単に放飼できます。
- 有効成分が成虫のため、放飼後すぐにアブラムシを攻撃します。
- 捕食と寄生の両方でアブラムシを防除します。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2024年7月25日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | チャバラアブラコバチを含む農薬の総使用回数 |
野菜類(施設栽培) | アブラムシ類 | 2000頭/10a | 発生初期 | – | 放飼 | – |
使用上の注意
- 本剤はアブラムシ類に寄生する天敵チャバラアブラコバチ成虫を含有する製剤です。
- チャバラアブラコバチの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきってください。
- 施設内で容器を開封し、容器を軽く叩いてアブラムシ類の発生した葉にチャバラアブラコバチを振るい落とすか、枝等に容器を吊り下げて放飼してください。
- アブラムシ類の生育密度が高くなってからの放飼は十分な効果が得られないことがあるため、アブラムシ類がまだ低密度で散見され始めたときに最初の放飼をしてください。また、天敵としてチャバラアブラコバチが有効な密度を保つため、アブラムシ類の発生初期より5~7日間間隔で連続放飼をすることが望ましいです。
- 本剤は特にジャガイモヒゲナガアブラムシ等の大型のアブラムシに対して効果を発揮します。増殖率が高いワタアブラムシやモモアカアブラムシ等に対しては十分な効果が得られないことがあるので、これらのアブラムシの防除を目的とした使用はさけてください。
- チャバラアブラコバチの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布はさけてください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、また、適用作物群に属する作物・品種によっては、効果が十分に発揮されない場合があるので、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
貯蔵上の注意
- 本剤は天敵生物であるので、入手後速やかに使用し、保存しないでください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって