• 殺虫殺菌剤

ノンブラス®ダントツ®フロアブル

1ℓ

関連資料

基本情報

種類名 クロチアニジン・トリシクラゾール・フェリムゾン水和剤
有効成分 クロチアニジン 6.6%/トリシクラゾール 8.0%/フェリムゾン 15.0%
RACコード
(作用機構分類)
殺虫剤分類 4A/殺菌剤分類 16.1、U14
登録番号 第22257号
毒性 普通物*
有効年限 3年
包装 1ℓ×12
WCSマニュアル
掲載状況
未掲載

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • いもち病、ウンカ類、カメムシ類を省力的に同時防除ができます。
  • ノンブラスはユニークな作用性を有し、スペクトラムの広いフェリムゾンとトリシクラゾール(ビーム)を組み合わせた薬剤で、美しい穂の仕上げに貢献します。
  • ダントツは斑点米の原因となるカメムシ類のほか、ウンカ類にも高い効果を発揮します。
  • 有人ヘリコプター、無人ヘリコプターに適用があり大規模圃場で使いやすい薬剤です。
  • 稲の仕上げ剤として高品質米の生産に寄与します。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 クロチアニジンを含む農薬の総使用回数 トリシクラゾールを含む農薬の総使用回数 フェリムゾンを含む農薬の総使用回数
いもち病 300倍 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
カメムシ類 300倍 25L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
ウンカ類 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
カメムシ類 1000倍 60~150L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
ウンカ類 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
カメムシ類 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 空中散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
いもち病 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人ヘリコプターによる散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
ウンカ類 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人ヘリコプターによる散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内
カメムシ類 8倍 800ml/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人ヘリコプターによる散布 4回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) 2回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 本剤は長期間貯蔵しておくと分離するので、使用の際は容器をよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出してください。
  • 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
  • 空中散布・無人ヘリコプター散布に関する注意については「製品情報と注意事項」の見方、「空中散布、無人航空機(無人ヘリコプター等)散布・滴下に関する注意」をご参照ください。
  • 散布薬液の飛散によって動植物、特に野菜類の幼苗、なし(二十世紀、幸水、新水等)等の農作物の危被害や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど、各分野に影響があるので、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
  • 本剤を希釈倍数300倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を使用してください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    ①ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
    ②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • マルハナバチに影響を及ぼすおそれがあるので注意してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

薬害

  • 野菜類の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
  • たばこ、けいとうおよび幼植物のだいず・あずき・いんげんまめには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。

蚕毒

  • 蚕に対して影響があるので、桑に付着するおそれのある地域では使用しないでください。

水産動植物への注意

  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 薬液調製時および散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。

貯蔵上の注意

  • 密栓し、直射日光をさけ、なるべく低温な場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって