• 殺虫剤

協友パーマチオン®水和剤

500g

関連資料

基本情報

種類名 フェンバレレート・MEP水和剤
有効成分 フェンバレレート 10.0%/MEP 30.0%
RACコード
(作用機構分類)
殺虫剤分類 3A、1B
登録番号 第21927号
毒性 劇物
有効年限 3年
包装 500g×20

特長

  • シンクイムシやハマキムシ、キンモンホソガに対して速効的な殺虫効果を発揮します。
  • 果樹害虫に対し、幼齢から老齢までステージに関係なく高い効果を発揮します。
  • だいずの子実害虫に対し、高い効果を発揮します。
  • 低温時にも優れた効果があります。
  • 特異な忌避作用で害虫の食害や飛来を防ぎ、収穫物をきれいに仕上げます。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェンバレレートを含む農薬の総使用回数 MEPを含む農薬の総使用回数
りんご キンモンホソガ 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
りんご シンクイムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
りんご アブラムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
りんご モモチョッキリゾウムシ 1000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
りんご モンクロシャチホコ 1000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
りんご ハマキムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内
なし カメムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし アブラムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし ニセナシサビダニ 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし シンクイムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし ハマキムシ類 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし ナシグンバイ 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし ナシホソガ 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
なし ナシチビガ 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 5回以内 散布 5回以内 6回以内
かき カキノヘタムシガ 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき アザミウマ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき イラガ類 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき ミノガ類 1000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき コガネムシ類 2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき ハマキムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
かき カメムシ類 1000~2000倍 200~700L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 3回以内(樹幹処理は2回以内)
もも シンクイムシ類 1000倍 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内 散布 6回以内 6回以内(樹幹処理は1回以内)
もも モモハモグリガ 1000倍 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内 散布 6回以内 6回以内(樹幹処理は1回以内)
もも アブラムシ類 1000倍 200~700L/10a 収穫7日前まで 6回以内 散布 6回以内 6回以内(樹幹処理は1回以内)
くり クリイガアブラムシ 1000倍 200~700L/10a 裂果前 但し収穫14日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内(樹幹処理は1回以内)
くり クリシギゾウムシ 1000倍 200~700L/10a 裂果前 但し収穫14日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内(樹幹処理は1回以内)
だいず マメヒメサヤムシガ 1000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
だいず ダイズサヤタマバエ 1000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
だいず シロイチモジマダラメイガ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
だいず マメシンクイガ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
だいず ハスモンヨトウ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
だいず カメムシ類 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内
かんしょ イモコガ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 5回以内 散布 5回以内 5回以内
とうもろこし アワノメイガ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内
とうもろこし ツマジロクサヨトウ 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内
とうもろこし アブラムシ類 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内
とうもろこし カメムシ類 1000~2000倍 100~300L/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内 4回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので散布液がかからないように注意してください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    ①ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。
    ②受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
    ③関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

混用・薬害

  • アルカリ性の強い農薬との混用はさけてください。ただし、ボルドー液との混用の際は使用直前に混合してください。
  • あぶらな科作物には薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合はかからないように注意して散布してください。
  • りんごの旭種およびその近縁種には、他の有機リン剤と同様に薬害の出ることがあるので注意してください。
  • ももの初期散布(5~6月)には薬害の出ることがあるので注意してください。
  • なしの早生赤種およびその近縁種には薬害の出ることがあるので使用はさけてください。
  • なしの新葉展開期(4~5月)に使用すると、展開葉に黄化などの薬害を生じることがあるのでこの時期の散布はさけてください。

蚕毒

  • 蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着するおそれのある場所では使用しないでください。

水産動植物への注意

  • 水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼および海域等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。養殖池周辺での使用はさけてください。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 医薬用外劇物ですので取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • フェンバレレートによる中毒に対しては、動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されています。MEPの解毒剤としては硫酸アトロピン製剤およびPAM製剤が有効であると報告されています。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 本剤はのど、鼻、皮膚などを刺激する場合、また、かゆみを生じる場合があるので注意してください。
  • 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は、顔、手足などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 摘果等の作業の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

貯蔵上の注意

  • 密封し、直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって