- 水稲除草剤
協友草笛®ジャンボ
関連資料
基本情報
種類名 | クミルロン・ペントキサゾン剤 |
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有効成分 | クミルロン 15.0%/ペントキサゾン 4.5% |
RACコード (作用機構分類) |
除草剤分類 30、14 |
登録番号 | 第21620号 |
毒性 | 普通物* |
有効年限 | 5年 |
包装 | (50g×10)×20 |
WCSマニュアル 掲載状況 |
未掲載 |
WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。
特長
- 散布器具を使用せず、畦畔から軽く投げ入れるだけで、30アール程度までの水田では圃場の中に入る必要がなく、適期に適量を散布できます。
- 30アールの水田においても5分程度で散布が可能で、省力的な薬剤です。
- 本剤は二酸化炭素を発生する発泡組成物が含まれているため、水田に投入後速やかに発泡が始まり、その発泡力で圃場全面に均一に拡散します。
- ノビエをはじめとする一年生雑草およびマツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリに雑草発生前から発生始期の処理で高い除草効果を示します。
- 通常の体系処理の中でクログワイの防除ができます。
- 本剤に含まれる両成分とも移植水稲に対して優れた選択性を示すので通常の使用では薬害の心配が少ない薬剤です。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2024年7月25日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | クミルロンを含む農薬の総使用回数 | ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数 |
移植水稲 | 水田一年生雑草 | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 20個(1kg)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | マツバイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 20個(1kg)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ホタルイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 20個(1kg)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ミズガヤツリ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 20個(1kg)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ヘラオモダカ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 20個(1kg)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | 水田一年生雑草 | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | マツバイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ホタルイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ミズガヤツリ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ヘラオモダカ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | クログワイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | コウキヤガラ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ1葉期 但し、移植後30日まで | 10個(500g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | 水田一年生雑草 | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ発生始期 但し、移植後30日まで | 5個(250g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | マツバイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ発生始期 但し、移植後30日まで | 5個(250g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ホタルイ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ発生始期 但し、移植後30日まで | 5個(250g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | ミズガヤツリ | 植代後~移植前7日又は移植直後~ノビエ発生始期 但し、移植後30日まで | 5個(250g)/10a | 1回 | 水田に投げ入れる。 | 2回以内 | 2回以内 |
使用上の注意
- 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきってください。
- 本剤はぬれた手で扱わないでください。
- 開封後は速やかに使いきってください。
- 10アール当り10個および20個を施用する場合はさらに以下を注意してください。
①本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの1葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意してください。ホタルイ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカに対しては、発生前から発生始期までが、クログワイ、コウキヤガラに対しては発生前が本剤の散布適期です。
②クログワイ、コウキヤガラ防除は、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。 - 10アール当り5個を施用する場合はさらに以下を注意してください。
本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの発生始期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意してください。ホタルイに対しては、発生前から発生始期までが、ミズガヤツリに対しては、発生前が本剤の散布適期です。 - 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除いてください。また、未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
- 散布に当っては、水の出入りを止めて5~6cmの湛水状態で投入してください。植代後に散布する場合は、田面水が澄んでから投入してください。本剤処理後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにしてください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
薬害
- 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので、水管理に注意してください。
- 砂質土壌の水田および漏水田(減水深2cm/日以上)、軟弱な苗を移植した水田、極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田では、薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
- れんこん、くわい、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
水産動植物への注意
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
安全使用上の注意
- 散布の際は手袋などを着用してください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
貯蔵上の注意
- 密封し、直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって