- 殺虫殺菌剤
STパダン®オリゼメート®粒剤
関連資料
基本情報
種類名 | カルタップ・プロベナゾール粒剤 |
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有効成分 | カルタップ塩酸塩 4.0%/プロベナゾール 8.0% |
RACコード (作用機構分類) |
殺虫剤分類 14/殺菌剤分類 P2 |
登録番号 | 第21141号(住友化学登録) |
毒性 | 劇物 |
有効年限 | 4年 |
包装 | 3kg×8 |
WCSマニュアル 掲載状況 |
未掲載 |
WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2024年7月25日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | カルタップを含む農薬の総使用回数 | プロベナゾールを含む農薬の総使用回数 |
稲 | ニカメイチュウ | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
稲 | イネツトムシ | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
稲 | コブノメイガ | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
稲 | いもち病 | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
稲 | 白葉枯病 | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
稲 | もみ枯細菌病 | 3~4kg/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 6回以内(浸種前は1回以内、浸種後から直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内) | 2回以内(移植時までの処理は1回以内) |
使用上の注意
- 本剤を使用した場合には、チオシクラムまたはベンスルタップを含む剤は使用しないでください。
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 予防的に散布した場合に有効です。葉いもち防除の使用適期日は、初発の7~10日前であるので、発生予察情報に注意して時期を失しないように散布してください。穂いもち防除の使用適期は、出穂の3~4週間前です。
- 白葉枯病に対しては、移植後なるべく早い時期に使用する方が有効であるので、移植活着後(移植後7~10日)なるべく早く使用してください。
- 出穂以降の白葉枯病、もみ枯細菌病に対する使用適期は、出穂3~4週間前です。
- 砂質土壌および漏水の大きな水田での使用はさけてください。
- もみ枯細菌病に対しては効果の不十分な場合があるので、もみ枯細菌病のみを対象とすることをさけ、穂いもち病等との同時防除を目的として使用してください。
- 湛水状態(湛水深3~5cm)でまきむらのないように均一に散布し、散布後少なくとも4~5日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意し、また散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
蚕毒
- 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着するおそれのある場所では使用をさけてください。
水産動植物への注意
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
- 水産動植物(甲殻類、ドジョウ)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう
注意して使用してください。養殖池等周辺での使用はさけてください。 - 散布後は水管理に注意してください。
安全使用上の注意
- 医薬用外劇物ですので取扱いには十分注意してください。
- 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当てを受けてください。
- カルタップによる中毒に対しては動物実験でL-システイン製剤の投与が有効であると報告されています。
- 眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。(刺激性)
- 皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。(弱い刺激性)
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物との接触をさけてください。
- 夏期高温時の使用をさけてください。
貯蔵上の注意
- 密封し、直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって