- 殺菌剤
ノンブラスバリダ®粉剤DL
関連資料
基本情報
種類名 | トリシクラゾール・バリダマイシン ・フェリムゾン粉剤 |
---|---|
有効成分 | トリシクラゾール 0.5%/バリダマイシンA 0.3%/フェリムゾン 2.0% |
RACコード (作用機構分類) |
殺菌剤分類 16.1、U18、U14 |
登録番号 | 第17955号 |
毒性 | 普通物* |
有効年限 | 4年 |
包装 | 3kg×8 |
WCSマニュアル 掲載状況 |
未掲載 |
WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。
特長
- 本剤は「ノンブラス」と、紋枯病に優れた効果を示す「バリダマイシン」との混合剤です。
-
ノンブラスは、
①有効成分フェリムゾン(治療剤)に浸透移行性を持ったビームを組み合わせた水稲用殺菌剤です。
②治療効果と予防効果を兼備し、適期幅が広く残効性に優れています。
③有効成分のフェリムゾンとビームはともに散布後、速やかに稲体内に浸透しますので、降雨による影響が少なく、散布後の急な降雨や、降雨のあい間の散布でも防除効果を発揮します。 - バリダマイシンは紋枯病に対して効果の持続性に優れ、多発条件下でも優れた効果を発揮します。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2023年1月17日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | トリシクラゾールを含む農薬の総使用回数 | バリダマイシンを含む農薬の総使用回数 | フェリムゾンを含む農薬の総使用回数 |
稲 | いもち病 | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 紋枯病 | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | ごま葉枯病 | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 穂枯れ(ごま葉枯病菌) | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 疑似紋枯症(褐色菌核病菌) | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 疑似紋枯症(赤色菌核病菌) | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 疑似紋枯症(褐色紋枯病菌) | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
稲 | 変色米(カーブラリア菌) | 3~4kg/10a | 収穫14日前まで | 2回以内 | 散布 | 4回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内) | 6回以内(育苗箱灌注は1回以内、本田では5回以内) | 2回以内 |
使用上の注意
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 本剤は飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布してください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
薬害
- 野菜類の幼苗およびなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
- たばこ、けいとうおよび幼植物のだいず・あずき・いんげんまめには薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
- きく(秀芳の力等)には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。
水産動植物への注意
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
安全使用上の注意
- 取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当てを受けてください。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また、粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
貯蔵上の注意
- 密封し、直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に保管してください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって