• 殺虫殺菌剤

協友アミスター®アクタラ®SC

500㎖

関連資料

基本情報

種類名 チアメトキサム・アゾキシストロビン水和剤
有効成分 チアメトキサム 6.5%/アゾキシストロビン 8.0%
RACコード
(作用機構分類)
殺虫剤分類 4A/殺菌剤分類 11
登録番号 第22404号
毒性 普通物*
有効年限 4年
包装 500㎖×20、1ℓ×12、5ℓ×4
WCSマニュアル
掲載状況
未掲載

WCSマニュアルとは㈳日本草地畜産種子協会編「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」を指します。

特長

  • 2つの有効成分で、主要な病害虫を同時防除できる殺虫殺菌剤です。
  • 稲いもち病、紋枯病に高い防除効果を示すアミスターとカメムシ類に優れた効果を示すアクタラの混合剤です。
  • 散布適期の幅が広く、穂揃期の散布で穂いもち、紋枯病およびカメムシ類の同時防除が可能です。
  • 有効成分が2成分なので減農薬栽培米にも対応できます。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 チアメトキサムを含む農薬の総使用回数 アゾキシストロビンを含む農薬の総使用回数
いもち病 250倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
カメムシ類 250倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 1000倍 60~150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
紋枯病 1000倍 60~150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
ウンカ類 1000倍 60~150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
ツマグロヨコバイ 1000倍 60~150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
カメムシ類 1000倍 60~150L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 8倍 800ml/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
紋枯病 8倍 800ml/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
カメムシ類 8倍 800ml/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)
ウンカ類 8倍 800ml/10a 収穫14日前まで 2回以内 無人航空機による散布 3回以内(直播でのは種時又は移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内) 4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内)

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布してください。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調節してください。
  • 希釈倍数250倍(使用液量25ℓ/10a)で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
  • 無人航空機散布に関する注意については「製品情報と注意事項」の見方、「空中散布、無人航空機(無人ヘリコプター等)散布・滴下に関する注意」をご参照ください。
  • 散布薬液の飛散により他の動植物(特にりんごの一部品種)および自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    ①ミツバチの巣箱およびその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないでください。
    ②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
    ③無人航空機による散布に使用する場合で、周辺にミツバチの訪花が予想されるような植物が群生している場合には、これらの植物に飛散しないよう風下の境界周縁部での散布をさける等、特に注意をしてください。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

薬害

  • りんごの一部品種(あかね、旭、ガラ、きざし、モーリーズデリシャス、ラリタン等)では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、また果実にはさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生じるので飛散(ドリフト)等により散布液がかからないよう十分注意してください。また、本剤を使用した散布器具および希釈液タンクを用いて、りんごのこれら品種には散布しないでください。

蚕毒

  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。

水産動植物への注意

  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
  • 無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

貯蔵上の注意

  • 密栓し、直射日光をさけ、食品と区別してなるべく低温な場所に保管してください。
  • 適用内容と使用法
  • 使用にあたって