地球上最悪の侵略的植物『ナガエツルノゲイトウ』
南米原産の外来種であるナガエツルノゲイトウは水陸両方で生育し、引っこ抜いても地中に残った根や小さな茎の断片から再生・繁殖してしまう厄介な多年草で、特定外来生物に指定されております。
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水田内の様子
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繁茂した様子
茨城県の県南エリアでは、水田にも侵入しており、深刻な被害をもたらしております。
同エリアで、11月29日にナガエツルノゲイトウ対策会議があり、農研機構から全国的な取り組み状況の報告、茨城県関係機関からは、県下の取り組み状況について報告がありました。
その中で、協友アグリも水稲用除草剤等を用いた2022年度の防除の取り組みのお話をさせていただきました。
ナガエツルノゲイトウは一度繁茂してしまうと、完全な駆除は不可能に近い植物です。
まずは侵入させないこと、侵入を確認したら早期に対策がとれる体制を整えることが重要です。
見慣れない植物を身近で見つけたらよく観察をしてみるのはいかがでしょうか。
ナガエツルノゲイトウにおすすめの薬剤(ピラクロニル含有剤)
<ナガエツルノゲイトウ登録>
・ピラクロン1キロ粒剤
<多年生広葉雑草登録>
・バッチリLX1キロ粒剤 ・バッチリLX400FG ・アッパレZ400FG
・アットウZ1キロ粒剤 ・ビクトリーZジャンボ ・ビクトリーZ400FG