JA みやぎ登米「田んぼの生き物調査」に参加
2022.06.11 薄曇り 19℃
今回の現場は宮城県の登米。
「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」
その合言葉で環境保全米運動に取り組む JA みやぎ登米では、お米を作るだけでなく、生き物たちを育む環境に配慮した稲作を長年続けておられます。その一環で、毎年、「田んぼに生息する生き物の調査」を行い、生産者の皆様と地域の子供たちとが一緒になって、自分たちが生活している地域が自然豊かな環境であることを確認しておられます。
今年は、6 月 11 日に開催。弊社も農業に携わる一員として調査に参加してきました!
参加した子供たちの笑顔は、昨今のコロナ禍を吹き飛ばすようにイキイキとしており、小さな足で田んぼの土を踏みしめ、一生懸命に生き物たちを集める姿が印象的でした。
田んぼから持ち帰った生き物たちを、「むかい*いきもの研究所」代表の向井康夫先生のご指導のもと種類ごとに分けた結果、4 地区で 40 種(1 地区 14~25 種類)を超える生き物が確認できました。
もちろん、「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」のコンセプトに不可欠な赤とんぼ(アキアカネ)のヤゴもちゃんと確認できました!
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ミジンコの心臓の拍動に興味津々
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当社担当も混ざって頑張ります
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何が見つかったかな?
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アカハライモリもびっくり!
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トレイの小部屋に種類ごとにお引越し
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各エリア 豊富な生物相でした
調査後は、向井先生による「田んぼの生き物の生態の講演」の開始!
イラストを使って、当日捕まえた生き物の生態を分かりやすくご説明いただき、子供たちも熱心に聞き入っていました。
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手作りのイラストに動きを交えて講演
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子供も大人も真剣なまなざし
今年も、たくさんの田んぼの生き物たちに出会うことができました。今後も今日出会えた生き物たちをこの先の未来にも残すため、環境影響の少ない農薬の開発に取り組んでいきたいと意を新たにした 1 日でした。