ピラクロニルのヒレタゴボウに対する高い除草効果~関東以西での水田の広葉問題雑草~(2017年11月発行)
帰化植物の中に、在来種とよく似た形態のものが稀に存在します。
本報のヒレタゴボウもその一種で、在来種のタゴボウ(チョウジタデ)によく似ているが茎にヒレがある姿をしているので、鰭+田牛蒡と言う名が付けられました。さらに、ヒレタゴボウの別名のアメリカミズキンバイも、在来種のミズキンバイに似た外来種ということで名づけられております。(3種 いずれもアカバナ科チョウジタデ属)
このヒレタゴボウは、しっかりと湛水深が確保された圃場では発生できないのですが、田面の露出した場所や中干しすると発生してくる厄介な生態をした雑草です。
ヒレタゴボウに対するピラクロニルの効果や防除のポイントなどまとめましたので下記PDFファイルもご覧ください。