コナギ・アメリカコナギ・ミズアオイの見分け方とピラクロニルの高い効果(2016年11月発行)
全国で発生が見られ、ハート型の葉を持つコナギは、種子生産量が多い(1株当たり数千個の種子を付ける場合もあり)、窒素の吸収能が高く密生すると著しい雑草害を及ぼすなどの特徴を持った厄介な雑草です。同じミズアオイ科の雑草に、西日本中心にアメリカコナギ、北海道中心にミズアオイが存在し、共に水稲に悪影響を及ぼします。3種とも青色系の可憐な花を咲かせるのですが、花の形や付き方で判別することができます。
コナギとミズアオイは国内でSU抵抗性個体群が確認されており、有効な薬剤での防除が重要になりますが、ピラクロニルは3種に高い効果を示すことが確認されております。
コナギ・アメリカコナギ・ミズアオイの判別法の紹介とピラクロニルの効果については下記PDFファイルをご覧ください。