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ピラクロニル剤のオモダカに対する高い除草効果(2015年1月発行)

水田に矢尻やキツネのお面を思わせる大きな葉をつける雑草が出ることがあります。それが、オモダカです。

オモダカは、塊茎で増殖し、ダラダラと発生するため除草剤が効きにくい難防除雑草なのですが、種子も形成するため、抵抗性の出現の可能性があることが厄介なところです。現に、一部の地域では、SU(スルフォニルウレア)剤に抵抗性を示す個体群の出現が問題となっております。

ピラクロニルは、殺草スペクトラムが広く、SU剤に抵抗性を示すオモダカにも高い効果を示します。ピラクロニルが、2014年度には水稲用除草剤の原体(成分)として普及面積第一位(日本植物調節剤研究協会調べ 2013年10月~2014年6月 普及面積68.7万ha)を獲得した背景にはオモダカへの効果の高さも一つの要因となっております。

オモダカの生態やピラクロニルの効果の詳細は下記PDFファイルをご覧ください。