• 現場だより

FG剤ご使用者 第2回座談会開催 

2月、FG剤をご使用頂いている皆さまをお招きし、協友アグリ・東京本社で座談会を開催いたしました。

2023年に初めて実施したこの座談会は、ご参加いただいた皆さまから「2回目もぜひ」という嬉しいお声を頂き、2年ぶりに開催する運びとなりました。

 

 

 

秋田県 ファームビルト株式会社 畠山周様、畠山昂希様
茨城県 有限会社南太田農場 篠田様
長野県 農事組合法人ミナミアグリ 小笠原様
埼玉県 遠山様
石川県 株式会社林農産 林様
石川県 株式会社六星 福居様
JA稲敷 沼﨑様、JA松任 達本様、JAののいち 塚本様
JA全農いしかわ 小口様
           他、協友アグリ社員

FG剤を本格的に販売してから4シーズン目を終えた今回は、前回の座談会よりも多くの方々にご参加頂き、どのようにFG剤を使用しているのか、そして地域特有の課題とそれを解決するにはどんな方法を用いているのかなど、ざっくばらんに意見を交わして頂きました。

「FG剤とジャンボ剤って使用感にはどんな違いがありますか?」

という質問に対し、

「ジャンボ剤は決まった量が水溶性パックに入っているので散布量が分かりやすいのに対し、FG剤は水溶性パックに入っていないので纏めて撒きやすく、より圃場で拡がりやすい。」

と、いうお話しがありました。他にも

「FG剤は拡がりやすいので、特に粒剤が撒きにくい変形圃場での使用が便利だった。」

と、いったような具体的なお話しもお伺いすることができました。

「以前に3日間同じ方向から強い風が吹き続けた時があったんですが、これまでの経験でFG剤は多少風が強くても拡散してくれたので試してみました。が、その時はやっぱり拡がりが良くなかったですね。」

という、続けて使って頂いている方ならではのご意見があった一方で

「まったくの無風の場合は薬剤が拡がりにくいよね」

という、今度は真逆なご指摘を頂き、これに対しては

「無風の時はあえてドローンを使っています。ドローンは大きな圃場ではもちろん便利ですが、それ以外でも風のあるなし含めて状況にあわせた使い方をしています。」

という、現場で活用している方だからこその工夫をお伺いすることができました。

「それでもやっぱり、これまで諦めていた風が強い日も使えるっていうのがいいよね。」

「天候に左右されにくいので、散布のスケジュールがたてやすいです。」

と、笑顔でありがたいお言葉を頂くことができ、私たちも大変嬉しく思いました。

ドローンについてはやはり皆さん興味があるようで、

「ドローンは準備に時間がかかりそう。畦畔から手で撒いた方が良いのでは?」

というご意見には

「それは最初にセットする圃場だけです。散布と計量を並行して進めれば効率的に作業でき、やっぱりある程度の大きさや枚数があるところだと圧倒的に早いです。」

という具体的なメリットのお話しもお伺いすることができました。

お話しはFG剤だけにとどまらず、「水が抜けやすい圃場ではやはり除草剤の効果の持続が難しい」「雑草イネが増えてきている」「ナガエツルノゲイトウで困っている」「イネカメムシの対策どうしよう」などお困りごとも多くお伺いしました。

中でも「最近は藻が多くて困る」というのは皆さま共通しているようで、弊社の初期除草剤「先陣」のお話しも及びました。

 

 

 

今回は前回よりも人数が増えたことで、地域ごとに抱える問題の違いをより多く感じました。

今後も協友アグリとして、農業現場の課題解決に貢献できるよう、より一層現場の声に耳を傾けていこうと改めて強く感じた会になりました。