協友アグリの若手社員 農業実地研修稲刈り編開催(長野県)
10月、協友アグリの若手社員たちが長野県に集まり、農業実地研修を実施しました。
5月の田植え体験に続き、今回もJAグリーン長野様にご協力を頂けるということで、5月に自分たちが田植をした圃場に再びお邪魔させて頂きました。
一通り説明を受けたら、いよいよコンバインで豊かに実った稲の刈取り実習!
若手社員はもとより、ベテランの人でもコンバインで稲刈りをしたことがないという人は多く、皆コンバインの周りに集まって興味深々の様子でした。
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まずは操作の説明
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刃は降ろしすぎないで…
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ハンドル操作は大丈夫?
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先輩社員も初挑戦!
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もちろん手刈りの苦労も体験します!
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手刈りした稲はコンバインへ
「車のハンドルと違ってレバー操作というのが難しい・・・」
「手刈りは結構きつい。鎌の使い方も難しかった」
等々、実際に体験できたからこその声が聞かれました。
また、稲刈り体験の片隅では、田植研修の時に散布をした薬剤が効いているかをチェック。
斑点米カメムシや紋枯病が出ていないか、出るとしたらどこを確認したら良いのか、実際に稲を手に取りながら先輩からのアドバイスを受けます。
圃場での実習が終わると、園主のライスセンターで、実際に刈った稲が籾摺り機などを使って玄米になるまでの工程を研修。
普段は入ることのない現場ということもあり、大きな機械を前に、様々な質問が飛び交いました。
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普段見慣れない機械の前でまずは説明を受けます
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聞きたいこともたくさん
その後はお米の減収要因や農薬の役割などを再確認し、JAグリーン長野様からは品位検定項目の研修、実際の検査方法などを教えて頂きました。
その中でも特に「お米の等級当てクイズ」は盛り上がり、種類や等級の違うお米見ながら
「こっちは綺麗だけどこっちの色が気になる」
「これは大丈夫な色?」
などと意見を交わし合う姿が印象的でした。
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JAグリーン長野 農産物検査員より品位検定項目の研修
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お米の等級当てクイズ。なかなか難しい…。
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斑点米はあるかな?じっくりチェック
そして最後には農家様からのサプライズで、なんと私たちが稲刈りをしたお米をプレゼントして頂きました!
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みんなで刈り取ったお米をいざ袋詰め!
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しっかり抱きしめて農家さんに感謝!
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オリジナルラベルで特別感も…。
今回、春秋の研修を通じて田植から稲刈り、そしてそれが私たちの手元に届くまでを学ぶことができ、大変貴重な体験となりました。
研修後には「田植から稲刈り、そして実食までのプロセスを実際に経験できて本当に勉強になった」などといった意見も多く寄せられました。
このような体験を通じて、現場での理解が一層深まり、実践的な知識を得ることができたことは、今後生産者の皆さまのお役に立てる第一歩になったのではと感じた研修でした。