FG剤 サラブレッドGO ドローン自動航行で散布
スマート農業で注目を集めるドローン。
導入するだけで、散布労力の軽減や時短に貢献するなどメリットが大きい技術ですが、今回はそんな農業ドローンをさらに効率的に利用できる自動航行の取り組みを取材してまいりました。
取材先はドローンの販売や研修を行っている株式会社セキド。
DJI社のセンシング技術を用い、航行経路と散布箇所を送信機の画面で設定。
後は発進させるだけで自動で散布を完了してくれます。
株式会社セキドの担当者からはまだまだ自動航行は浸透していないと聞いておりましたが、この技術に、拡散性に優れている弊社のFG剤を活用すれば、さらに省力につながる!との思いで、サラブレッドGO400FGを紹介し、散布実演していただくことになりました。
散布実演会当日は、(株)セキドの呼びかけに応じた生産者やJA全農さいたまおよびJA埼玉みずほの職員の皆様でにぎわいました。
まずは座学にて、ドローン自動航行の概要と、具体的にどのようなオペレーションになるのかの説明を受講。
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ドローンを自動航行する為の手順をモニターで説明
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左記手順によりドローンが自動で飛行
事前に圃場の測量さえしておけば、あとは画面を見ながら、どこからどこまで、どのくらいのシャッター開度で散布するのかなどを設定するのみとのこと。
その後は圃場で実演散布。
FG剤をご存じない方のために、水の入ったケースを用いてFG剤が自己拡散する様子をご覧いただき、仕組みを簡単に説明。
FG剤が虫のように動いて拡散する様子を確認していた人たちからは、「ほぉ」という感心したような声が漏れていました。
そしていよいよDJIドローンT30にサラブレッドGO400FGをセットして、出発。
今回の散布計画は、約1反から4反の圃場、計5か所を一度に散布。
途中で説明をはさみながらの散布でしたが、それでもかかった時間は約4分。
あっという間の散布でした。
FG剤は、ある程度ラフに撒いても拡がるため、飛行ルートも単純で設定が楽。
実際の飛行も散布距離が短くて済むことが分かり、ドローンでも有効活用できる剤であると再認識した一日でした。