• 現場だより

新規ダニ剤「ネコナカットフロアブル」実地試験

8月30日に、待望の新剤が協友アグリに誕生しました。

「にら」のネダニ類、「ほうれんそう」のケナガコナダニ類に登録を有する殺ダニ剤で、その名も「ネコナカットフロアブル」。
「にら」・「ほうれんそう」ともにこれから収穫が本格化してくるタイミングですので、各地の営業担当は、実際に薬剤に触れ、その効果を自らの眼でも確認すべく、早速、実地試験を開始。
まずは、「にら」の試験散布に立会ってまいりました。
訪れたのは、「にら」の主要産地 栃木県JAかみつが管内にある「にら圃場」。圃場主も「にら」で使用できる薬剤が少なく、ラインナップの追加を望まれていたとのことです。

 

6月定植で2か年収穫する冬どり栽培の圃場での試験。
捨て刈り直後にネコナカットフロアブルを株元灌注処理しました。
効果をしっかり発揮するためには3L/㎡の散布量を守る事が大事です。

 

 

 

薬剤の効果は地上部の被害の程度で判定しますが、事前準備として、株元にネダニが生息しているか否か、採集した土壌にトラップを仕掛けて確認します。研修も兼ねているので皆でルーペをのぞき込んで必死に確認します。

今後は経時的に観察を行い、「にら」への安全性とネダニに対する効果の確認を行っていく予定です。

ネコナカットについて詳細はこちらから

  • サンプルの土にトラップを置いて24~48時間後に観察

  • 弊社担当が頑張ってルーペをのぞき込みます

  • 農家さんも一緒にのぞき込んで確認