特長

  • 還元水あめを有効成分をした薬剤で、対象害虫の呼吸をふさぎ、絡めとる気門封鎖剤です。
  • 野菜類・豆類(種実)・いも類・花き類・観葉植物・果樹類登録を有し、幅広い作物にご利用頂けます。
  • 薬剤抵抗性を発達させたハダニ類、コナジラミ類、アブラムシ類にも効果を発揮します。
  • ミカンハダニに対しては、成虫や幼若虫への効果に加え、殺卵活性も有します。
  • 薬剤耐性を獲得したうどんこ病菌も、胞子や菌糸を絡めとることで効果を発揮します。
  • 天敵昆虫、訪花昆虫への影響も少ない薬剤です。

いちごのナミハダニ・とまとのコナジラミへの効果

  • いちご(宝交早生)でのナミハダニ防除 試験事例

    ナミハダニ防除試験グラフ
  • トマト(マイロック)でのオンシツコナジラミ防除 試験
    事例

    オンシツコナジラミ防除試験グラフ
エコピタだけができる新しい防除方法 ~きくの挿し穂浸漬処理~

通常の行程

通常の浸漬処理行程図

エコピタを使うと…

エコピタを使用した浸漬処理行程図

登録内容

作物名 適用病害虫名 希釈倍数 10a当り
使用液量
使用時期 本剤の
使用回数
使用方法 還元澱粉糖化物を含む
農薬の総使用回数
きく
食用ぎく
ハダニ類 100倍 定植前 10秒~1分間
挿し穂浸漬

試験事例

2018年 富山県農林水産総合技術センター
品種:精の一世
区制・面積:1区 30株 3連制
処理年月日:2018年10月5日
処理方法:
水切りセットに所定の濃度に調整した供試薬剤を10ℓ入れ、長さ5cm、展開葉3枚に調整した挿し穂を所定の時間浸漬処理後、直ちに挿し芽を行い、挿し芽用土には、バーミキュライト(2S)を用いた
調査月日:
10月5日(処理前)、10月8日(処理3日後)、10月12日(処理7日後)、10月19日(処理14日後)
調査方法:
各区30株のついて展開葉3葉に生息する雌成虫数を調査。薬害調査は各調査日ごとに肉眼で観察