協友アグリ株式会社は、2004年(平成16年)、その前身である八洲化学工業株式会社に、住友化学株式会社と全国農業協同組合連合会が資本増強するとともに、住化武田農薬(当時、旧武田薬品農薬部門)の国内系統事業を統合し誕生しました。
当社は、「愚直に現場主義を貫く」を合言葉に、常に現場ニーズを意識しながら、農業生産者の皆さまに安全で良品質の製品と質の高い技術サービスを提供できるよう日々努めております。さらに、食の安全・安心への消費者の関心の高まりに対応し、IPM資材の開発・普及にも積極的に取り組み、特徴ある農薬メーカーとして日本の農業に貢献してまいります。
当社開発の除草剤成分“ピラクロニル”は、SU抵抗性雑草や各種難防除雑草に対する幅広い効果を農家やJA、指導機関の皆様に高くご評価いただき、近年開発された有効成分の中で国内トップクラスの水稲用除草剤に育てていただきました。現場が困っている課題に適切に応えていくことは当社のもっとも大きな喜びです。
今、農業生産現場では高齢化が進むと同時に、経営規模の拡大や法人化などが急速に進んでいます。生産コストの低減や省力化が、今まで以上に求められる時代となります。当社はこのような時代の変化に対応するべく、農業現場の皆さまと共に、全社一丸となって新たな挑戦を続けてまいります。今後ともより一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 安藤 敏