- IPM関連剤
エコピタ®液剤
関連資料
※チラシ・技術資料関連は最新の登録情報を反映していない場合がございます。
基本情報
種類名 | 還元澱粉糖化物液剤 |
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有効成分 | 還元澱粉糖化物 60.0% |
登録番号 | 第21597号 |
毒性 | 普通物* |
有効年限 | 3年 |
包装 | 1ℓ×10、5ℓ×2、20ℓ(受注生産の担い手直送規格) |
<2021年10月28日 掲載>
2022年製造品より有機農産物の日本農林規格へ非適合となります。
詳細は下記のリンクよりご参照ください。
<2022年2月9日 更新>
有機農産物の日本農林規格非適合品に関するお知らせを掲載しました。
詳細は下記のリンクよりご参照ください。
特長
- 食品(還元澱粉糖化物)が有効成分です。
- 薬剤抵抗性が発達しやすいアブラムシ類・ハダニ類・コナジラミ類に効果を発揮します。また、うどんこ病に対しても効果を発揮します。
- 物理的に作用(薬剤が害虫の気門を塞ぐことによって効果を発現)する剤であるため、薬剤抵抗性を発達させるおそれがほとんどないと考えられます。
- かんきつを含む果樹類、野菜類、花き類・観葉植物等、広範囲な作物に使用できます。
- ミツバチ等の有用昆虫に対する安全性が高く、天敵類の活動にも影響の少ない剤です。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって
作物名で絞り込み
本資料の記載内容は2024年7月25日現在の登録内容に基づいています。
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 還元澱粉糖化物を含む農薬の総使用回数 |
果樹類(かんきつを除く) |
アブラムシ類 | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
果樹類(かんきつを除く) | ハダニ類 | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
果樹類(かんきつを除く) | うどんこ病 | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
かんきつ | ミカンハダニ | 100~300倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
かんきつ | アブラムシ類 | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
かんきつ | ハダニ類(ミカンハダニを除く) | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
かんきつ | うどんこ病 | 100倍 | 200~1000L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
トマト | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
トマト | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
トマト | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
トマト | うどんこ病 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
ミニトマト | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
ミニトマト | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
ミニトマト | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
ミニトマト | うどんこ病 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
きゅうり | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
きゅうり | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
きゅうり | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
きゅうり | うどんこ病 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
なす | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
なす | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
なす | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
なす | うどんこ病 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
いちご | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
いちご | ハダニ類 | 100倍 | – | 定植前 | – | 10秒~1分間苗浸漬 | – |
いちご | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
いちご | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
いちご | うどんこ病 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
野菜類(いちご、トマト、ミニトマト、きゅうり、なすを除く) | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
野菜類(いちご、トマト、ミニトマト、きゅうり、なすを除く) | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
野菜類(いちご、トマト、ミニトマト、きゅうり、なすを除く) | うどんこ病 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
野菜類(いちご、トマト、ミニトマト、きゅうり、なすを除く) | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
とうもろこし | ムギクビレアブラムシ | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
ごま | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 収穫前日まで | – | 散布 | – |
花き類・観葉植物 | アブラムシ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 発生初期 | – | 散布 | – |
花き類・観葉植物 | ハダニ類 | 100倍 | 100~300L/10a | 発生初期 | – | 散布 | – |
花き類・観葉植物 | うどんこ病 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 発生初期 | – | 散布 | – |
花き類・観葉植物 | コナジラミ類 | 100~200倍 | 100~300L/10a | 発生初期 | – | 散布 | – |
きく | ハダニ類 | 100倍 | – | 定植前 | – | 10秒~1分間挿し穂浸漬 | – |
食用ぎく | ハダニ類 | 100倍 | – | 定植前 | – | 10秒~1分間挿し穂浸漬 | – |
使用上の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 本剤は散布液が直接害虫にかからないと効果がないため、害虫にむらなく薬液がかかるよう葉の表裏にていねいに散布してください。
- 本剤は害虫の卵に効果がなく、残効も短いため、夏期高温時など害虫の増殖や圃場外からの飛び込みが活発なときには、5~7日間隔の連続2回散布や他剤との輪番で使用してください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
薬害
- 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
- カーネーションに使用する場合、茎葉のワックス層が溶け、白っぽい茎葉が濃緑色になる等の薬害を生じる場合があるので、初めて使用する場合は使用者の責任において事前に薬害の有無を十分に確認してから使用してください。
- なしに使用する場合、青なし品種(二十世紀、ゴールド二十世紀等)には、薬害(褐変)が生じるおそれがあるので注意してください。
- すもも、かき、ぶどうに使用する場合、幼果期以降の散布は果粉の溶脱を生じるおそれがあるので果実のある時期は使用しないでください。
水産動植物への注意
- 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
安全使用上の注意
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。使用後は洗眼してください。
貯蔵上の注意
- 密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に保管してください。
- 適用内容と使用法
- 使用にあたって